
薬学研究サークルが実習を通した交流会「看護×薬学体験ラボ」を開催しました
薬学研究サークルは3月11日、看護学生と薬学生で互いの職種(看護師と薬剤師)の理解を深めようと「看護×薬学体験ラボ」と題した交流会を初めて開きました。
当日は看護学部から6人、薬学部から12人の学生が参加し、実習体験を通じて交流を深めました。
イベントは、各分野の学びを通じて互いの職種の理解を深めるとともに、チーム医療で深く係わる看護師、薬剤師のチームワークの重要性を考えるきっかけを提供することを目的に初めて企画されました。
看護に係る体験では、赤ちゃん人形を使ったバイタルサインの測定やおむつ交換を行い、3年生の看護学生が中心となり、薬学生に注意点や観察のポイントなどを教えました。
薬学に係る体験では、散薬と軟膏の調剤体験を行い、看護学生は薬剤師の業務について学びました。
以下、参加した学生の声を紹介します。
・赤ちゃんのおむつ交換やバイタルサイン測定など、普段できないことを看護学生の方に教えてもらいながら行うことができて、いい体験になりました(薬学生)
・赤ちゃんに対するバイタルサイン測定は成人とは違い注意する点がたくさんあり、難しさも全く違うのだなどいうことが知れたのは良かったなと思いました(薬学生)
・散薬で分包機を使わない分包の仕方や軟膏剤の薬の混ぜ合わせ方などのコツなど薬剤師の仕事の体験について、詳しく知れてよかったです(看護学生)
・知らなかった薬剤師の仕事を知るきっかけになりよかった(看護学生)
薬学研究サークルとは
薬学に関する研究や活動を行うサークルで、薬学に通ずる様々な施設を見学し、見分を広めることを目的に活動しています。これまでに「内藤くすり博物館」や病院見学(薬剤部を中心に)を行い、2025年度からはサークル名を「薬学・看護学研究サークル」に改名し、2つの学科の学生が共同で活動を行う予定です。
「看護×薬学体験ラボ」に参加したメンバー
赤ちゃんモデルのおむつ交換に取り組む薬学生