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助産学専攻科学外研修  ~フリースタイル分娩を取り入れている「あかね医院」へ学外研修に出かけました~

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令和6年6月12日、愛知県豊田市にある「あかね医院」にて助産学専攻科16期生17名が、助産学概論の授業の一環として学外研修に出かけました。「あかね医院」は、助産学専攻科の実習先としてもお世話になっている施設です。

 

今回の研修は、助産の為に必要な基盤となる理論と実践の科学や、コアである妊娠・分娩・産褥・新生児期や育児期にある対象者への支援の実際について講義を通して学び、女性にとって子どもを持つこと・産むこと・育てることについて考えること、また、助産師の役割と責務を学び、変動する社会の中で望まれる今日の助産のあり方考えることを目的として行われました。

 

[あかね医院 玄関] まるで自宅のような温かい雰囲気の作りです。

 

当日は、あかね医院院長先生よりご挨拶いただいたのち、藤田主任助産師より、あかね医院の特徴・チーム助産と地域連携、助産師の業務・責任、助産師の歩む方向性等についてご講義いただきました。

 

実際のCTGモニター事例を用いて、分娩予測や対応についてグループで意見交換をしたり、フリースタイルの分娩介助について演習を行い、学内では学べない貴重な体験をすることができました。

 

また、昨年実習でお世話になった修了生もかけつけてくれて、先輩・後輩の良い交流を持つことが出来ました。

 

午後からは、施設内見学をさせていただきました。「産婦さんとその家族が中心となる満足できるお産」となるように細かいところまで配慮がされている様子や、そこで働く助産師をはじめとしたスタッフのみなさまの心配りが窺えました。また、小児科医が常駐していない産科医院だからこその総合病院との連携方法についても教えていただきました。

 

参加した学生からは、

・病院でのお産しか知らない私にとって衝撃だった。

・妊娠中や分娩中はすぐに判断する能力や臨機応変さが必要だと学ぶことが出来た。

・ちょっとした違和感を見逃さないことが大切だとわかった。

・フリースタイルで自分も出産してみたいと思った。

・家族の見えない家庭環境の違和感に気づき、早期発見することが助産師として大事だと学んだ。

・私は、SNS等で不特定多数を対象に普遍的な情報を拡散するのではなく、直接会って話すことができる対象に向けてその方の状態や生活に即した情報提供や相談ができる助産師を目指していきたいと思う。

 

などの声があり、実りのある学びとなりました。

 

 

講義の様子

 

 

グループワーク

 

 

フリースタイル分娩を体験しました

 

 

集合写真