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臨床検査学科では、「生殖補助医療」、「超音波検査」、「食品科学」、「バイオ技術」を深く学べるようになります。(2022年度入学生より)

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臨床検査学科では、令和4年度からカリキュラムの変更を計画しています。
具体的には、不妊に悩む方が増える中、不妊治療の課題に応えるべく、生殖補助医療教育の充実を図ることにいたしました。
これにより、学部学生が胚培養士の養成に必要なスキルを学修して、自らの将来を決める一助にすることができるようになります。   
また、超音波検査学にも注力を注ぎ、スポーツ傷害やリウマチ、エコノミー症候群などに対応した学びを提供するほか、他学科の教員や学生とチーム医療の一端を体験しながら、より専門的な超音波検査学を学ぶことができるセンターを構築する予定です。
さらに、食品衛生監視員などの任用資格やバイオ産業に興味がある学生の皆さんにも対応できるように、これまでの科目を整理してより効率良く学習ができる体制を準備しています。
これらにより、これまでの臨床検査学教育をさらに充実した内容にすることができます。

1)生殖補助医療を学ぶ
社会的要因による晩婚化・晩産化が進み、少子化が顕著化しています。政府においては、不妊治療に対して保険適用する検討がなされており、不妊治療の需要はますます高まることが予想されます。そのような中、生殖補助医療技術者は不足している状態にあり、技術者ニーズは更に高まるものと考えられます。
そこで本学は、生殖補助医療を支える質の高い技術者を養成するための体系的な教育環境を整えて、生殖補助医療の基本的知識、技術と生命倫理観を兼ね備えた人材育成を行います。
ここでは、不妊治療の技術の中核をなす体外受精(IVF)や顕微受精操作技術などの基礎知識を学び、臨床検査技師の国家資格を取得しながら、社会で胚培養士として活躍できるように実習を通してその技術を実際に修得することが出来ます。
この学修内容は、卒後教育の一環としても活用できる内容です。また、施設の充実を図り、本学を卒業した後に胚培養士になることをサポートします。(胚培養士は、専門学会への入会と臨床経験が必要で卒後に取得する資格です)

2)超音波検査学を学ぶ
生理検査学の一つである超音波検査学を学生のうちから研鑽することで、臨床検査技師として臨床現場での即戦力となることを目指します。扱う症例も、従来の心エコーや腹部エコーのほか、スポーツ障害や関節リウマチで施行される関節エコーに加えてエコノミー症候群の下肢静脈エコーなど幅広い領域を扱います。これにより、社会で活躍する超音波検査士の資格取得をより身近なものになるように学修することができ、就職活動にも有利になります。
本学卒業生には、特別授業の開講やその授業コンテンツの配信を計画して、本学卒業生の超音波検査士資格取得のサポートをしていきます。(超音波検査士は、専門学会への入会と臨床経験が必要で卒後に取得する資格です)

3)食品科学を学ぶ
任用資格(国家資格)である食品衛生管理者や食品衛生監視員を取得することができる科目を設定しています。また、食品企業への就職活動に役立つ資格(民間資格)である食生活アドバイザーや健康食品管理士の取得をサポートしています。

4)バイオ技術を学ぶ
臨床検査技師は、医療系資格の中で最も技術を駆使する職種です。臨床検査技師の資格を持ちながら医療の知識を使いつつ、バイオ産業や製薬関連企業への就職に有利になるような科目を設定しています。これらの科目を学ぶことで、中級バイオ技術者の養成をサポートしています。