薬学部 薬学科
豊かな人間性と、強い使命感を持ち、
地域社会に貢献できる薬剤師に

医薬品の開発や薬物療法が急激な進歩を遂げる中、医師と密接に連携しながら薬学的な患者ケアを行い、地域社会における患者QOLの向上に貢献できる、高度な専門知識と強い使命感を持った人材を育成します。
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特長チーム医療を支えるスペシャリストになれる
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特長充実した講義・実習・演習により高度や薬剤師を目指せる
薬学専門基礎分野や専門科目分野を構成する各系統別の科目については、それぞれの学内実習を組み合わせ、知識と技術の相互から理解を深めます。さらに、それぞれの演習を設け、理解が困難な点を明らかにするための確認試験や少人数でのディスカッションを行って、確実な能力を身に付けます。
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特長地域に根差した幅広い学びの場がある
在宅医療等に精通している看護学部の教員から地域医療活動について学び、地域における薬剤師の役割について理解を深めます。また、患者さま・生活者本位の視点と在宅での保健・医療における実践的能力を演習により養います。さらに、地域の外国人の健康や保健課題等に対応できるよう、英語及びポルトガル語での応対方法を含め地域での健康サポートの在り方や実践方法などを学びます。
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特長ユニークな取り組みによるコミュニケーション能力を育成する
患者さまと直接向き合う薬剤師にとってコミュニーケーション能力は非常に重要です。このため、医療現場を想定した専門的なコミュニケーション教育を行うと共に、基礎的な能力の向上を目指し、劇団文学座と協調してコミュニケーション・ワークショップを活用した科目を展開して、基礎と専門の双方向から能力向上を目指します。
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特長専門教員による研究ができる
講義・実習・演習により薬学専門知識や技術を修得する一方、さらに深い専門性や研究する態度、創造力、倫理感などを身に付けるため4年次から特別研究(卒業研究)を行います。3年次に、配属先の研究室を決定して、4~6年次にかけ、文献講読や研究テーマに関する実験等を行って、卒業論文としてまとめます。
教育目的について
薬学部の教育目的
- ・地域医療に貢献する医療人の一員として、保健医療の現場で主体的に活躍できる薬剤師を育成する。
- ・高い倫理観と専門性並びに国際感覚を身につけ、社会の多様な役割を果たすことができる薬剤師を育成する。
- ・医療・薬物療法の進歩に応じた薬剤師としての職能の多様化に積極的に対応し、チーム医療の一員として高い技術とコミュニケーション能力を発揮できる薬剤師を育成する。
学位・資格について
学位(本学卒業により授与) | 学士(薬学) |
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取得を目標とする資格 | 薬剤師(国家試験受験資格) |
取得可能な資格 |
薬剤師の資格を有する者に与えられる資格
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ご挨拶
カリキュラム体系図
分野 | 1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | 5年次 | 6年次 |
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薬学準備科目 | 自然科学/社会・人文科学/外国語 | |||||
薬学基本科目 | 基本事項 | 基本事項 | 薬学と社会 | |||
薬学と社会 | ||||||
薬学専門基礎科目 | 薬学基礎(物理) 講義・実習・演習 | |||||
薬学基礎(化学) 講義・実習・演習 | ||||||
薬学基礎(生物) 講義・実習・演習 | ||||||
薬学専門科目 |
衛生薬学(講義・実習・演習)
医療薬学(講義・実習・演習)CBT OSCE |
衛生薬学 | ||||
医療薬学 | ||||||
薬学臨床(講義・実習・演習)薬局・病院
実務実習 |
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特別研究(卒業研究) |
カリキュラム
区分 | 分野 | 科目名 |
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薬学準備科目分野 | 自然科学 | 化学/物理学/生物学/数学/情報処理/統計学/薬学基礎実習 |
社会・人文科学 |
アカデミック基礎セミナー/アカデミック技法/コミュニケーション・ワークショップ演習Ⅰ・Ⅱ ボランティア技法※/社会慣習・マナー技法※/手話技法※/心理学※ 社会学※/教育学※/経済学※/法学※ 健康スポーツ実技 |
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外国語 | 基礎英語/英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/英会話Ⅰ/英会話Ⅱ※/ポルトガル語 ドイツ語※/韓国語※/中国語※ |
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薬学基本科目分野 | 基本事項 | 医療コミュニケーションⅠ・Ⅱ/薬学概論/薬学入門/医学概論/チーム医療論/倫理学/生命倫理学 |
薬学と社会 | 薬学基礎セミナー/地域診療薬学/医療経済・制度論/薬事関係法規Ⅰ・Ⅱ/実践社会薬学/薬局経営論※ | |
薬学専門基礎科目分野 | 薬学基礎(物理) | 物理化学Ⅰ・Ⅱ/物理系実習/物理系薬学演習/分析化学Ⅰ・Ⅱ/機器分析化学 |
薬学基礎(化学) | 無機化学/有機化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/化学系実習/化学系薬学演習/生薬学/生薬学実習/生薬学演習/薬用植物学/有機構造解析学/天然物薬品化学/生体有機化学 | |
薬学基礎(生物) | 機能形態学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/生化学Ⅰ・Ⅱ/微生物学Ⅰ・Ⅱ/免疫学Ⅰ・Ⅱ/分子生物学/細胞生物学/生物系実習/生物系薬学演習 | |
薬学専門科目分野 | 衛生薬学 | 公衆衛生学/食品化学と健康/衛生化学Ⅰ・Ⅱ/衛生系実習/衛生系薬学演習/サプリメント概論※ |
医療薬学 |
薬理学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/薬理系実習/薬理系薬学演習/薬物動態学Ⅰ・Ⅱ/薬物動態学実習/薬物動態学演習/ 感染症治療学Ⅰ・Ⅱ/放射線検査医学総論/臨床検査医学総論/病態薬物治療学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ/ 病態薬物治療学演習/製剤学Ⅰ・Ⅱ/セルフメディケーション論/臨床統計解析学/医療品情報学/ 医療情報系薬学演習/漢方薬学/漢方の基礎/悪性腫瘍治療学/臨床薬剤学/病態情報解析学/ 地域健康サポート演習/処方解析演習/医薬品副作用学/症候学/創薬化学特論※/医薬品開発概論※/ 香粧品学※/鍼灸治療論※ |
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薬学臨床 |
早期体験学習/救急処置法/フィジカルアセスメント論/フィジカルアセスメント演習/ 実務実習プレ教育Ⅰ・Ⅱ/在宅・地域医療薬学演習/薬局実務実習/病院実務実習/臨床薬学演習/ チーム医療演習/総合薬学特論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ/災害薬学 |
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薬学研究 | 特別研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ |
注 ※選択科目
6年間の流れ
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基礎分野を通じて主体的に学ぶ姿勢を育む
薬学を学ぶ上で基礎となる自然科学系科目、社会・人文科学系科目、外国語科目などを学びます。また、医学概論や薬学概論、倫理学などの薬学の基本科目及び物理系、化学系、生物系の専門基礎科目を学びます。さらに、早期体験学習を行って、薬剤師へのモチベーションを高める動機づけを行います。
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薬学の基本的な科学力を高め、専門科目の履修を開始
薬学の基本的な科学力を高めるために、物理系、化学系、生物系の専門基礎科目について、より専門的な講義、実習、演習からなる授業科目を履修します。また、薬理学などの専門科目の履修を開始します。さらに、「地域診療薬学」などを履修して地域における薬剤師についての見識を深めます。
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薬学の専門性を高めながら他学科教員による専門教育を行う
衛生薬学系、医療薬学系の講義、実習、演習からなる薬学専門科目の授業科目を履修して、薬学の専門性を高めます。また、患者さまのからだの情報の収集や薬物療法の実践からなる臨床薬学系科目、放射線技術や臨床検査などの他学科教員による専門教育などを行って、臨床能力を強化していきます。
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5年次に行うプレ教育・特別研究(卒業研究)を開始
3年次に引き続き、衛生薬学系、医療薬学系の講義、実習、演習からなる薬学専門科目の授業科目を履修します。臨床薬学系の分野においては、5年次に行う病院・薬局実務実習を効果的に進めるためのプレ教育を行うと共に、この実習を行うために必要な薬学共用試験(CBT、OSCE)の合格を目指します。また、特別研究(卒業研究)も開始します。
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病院・薬局実務実習の開始
病院11週間、薬局11週間にわたる病院・薬局実務実習を行って、それまでに学んできた知識・技能・態度を基に、臨床現場での実践的な臨床対応能力を身に付けます。実習は、実習先の実習指導薬剤師と本学の担当指導教員が密接な連携をとって行います。一方、実習の合間には、特別研究(卒業研究)を担当教員の指導の下に進めていきます。
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特別研究の発表、国家試験合格を目指す
6年間の薬学教育の総括として各分野の系統別の総合薬学特論を行って、最新の薬物療法や臨床試験に必要な知識を学び、それぞれの科目の総合的な理解を深め、薬剤師としての実践的能力を身に付けます。また、特別研究(卒業研究)のまとめと発表を行って、基本的な科学力、研究能力、プレゼンテーション力を高めます。
特別研究(卒業研究)
特別研究(卒業研究)は、薬学研究に必要な技能を身に付け、問題解決能力の向上を図り、企画力やプレゼンテーション能力を高めることを目的としています。
4年次に配属先の研究室において、研究テーマの設定や文献講読、情報収集、研究倫理に関する対応等を行います。5年次には、それらに基づく実験、研究を行い、6年次にまとめと研究発表を行います。
特別研究(卒業研究)の流れ
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3年次に各教員の専門分野から研究内容の概略を提示し、学生の希望や能力等を勘案して各研究室への配属を決定します。学生は、担当教員と相談しながら、研究テーマを決め、テーマに関する国内外の研究成果を調査、評価して研究課題達成のために解決すべき問題点を抽出して、研究計画を立案します。また、必要な研究倫理に対する対応を行います。
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研究計画に基づき、研究倫理や法規範を遵守して研究を遂行します。実験が必要な場合は、機械器具や備品、薬品等を適切に扱って研究に取り組みます。
研究の過程で生じてくる新たな課題や問題について、担当教員の指導を受けながら、解決していきます。これらの研究内容をまとめ、ゼミで報告や討論を行って完成させていきます。 -
引き続き、必要に応じ研究を遂行し、研究成果のまとめと発表を行います。
研究成果の効果的なプレゼンテーションや適切な質疑応答を行って、研究成果を報告書や論文としてまとめます。更に、学年全体で研究発表会を行って、学生全員が個々の研究成果を発表します。
6年次に行う特別研究テーマ
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物理系研究室
物理系研究室
医薬品や医療材料の多くは体の中で効果的に作用を発揮させる必要があります。その課題解決を目的に、物理系研究室では主に高分子を利用して病変部位(細胞)に効率よく薬を届けるシステムや人に優しい医療材料の開発などを研究します。
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化学系研究室
化学系研究室
医薬品の多くが有機化合物であり、薬学関連の仕事に従事する者にとって有機化学は極めて重要な分野です。有用化合物や医薬品の合成を効率的にできる革新的触媒の開発を目指すとともに新しい分子変換技術の開発研究を行います。また、生物活性化合物の構造と薬理作用の相関に関しても研究対象としています。
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生物系研究室
生物系研究室
医薬品の多くは細胞に発現しているタンパク質(受容体や酵素など)などに結合して働きます。生物系研究室では、病気の発症に関わるタンパク質の機能構造を明らかにすることで、より有用で副作用の少ない医薬品開発や新規化合物の分子生物学的評価ができるよう研究を進めます。
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衛生薬学系研究室
衛生薬学系研究室
生活の中で使用される化学物質は、食物、水、空気を汚染し、気づかないまま体内に取り込まれ、病気を引き起こすことがあります。衛生系研究室は、主に環境汚染物質、農薬、食品添加物、医薬品などの化学物質を研究対象に、これらの化学物質をより安全に利用できるように環境衛生学的、毒性学的研究を行います。
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医療薬学系研究室
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薬学臨床系研究室
薬学臨床系研究室
病院や薬局などの臨床現場と共同で、各疾患に対して実践の場で使われる医薬品の効能・効果・副作用などに関する臨床的研究を中心に、医療コミュニケーションに至るまでの広範囲な研究テーマを取り上げています。
氏名 | 職位 | 専門分野 |
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山岡 一清(学長) | 教授 | 細菌学 |
永瀬 久光(学部長) | 教授 | 環境化学物質、毒性学的研究、環境リスク評価手法、環境内動態、無害化処理法 |
宇野 文二(学科長) | 教授 | 物理系薬学、分析化学、機能物質化学 |
伊藤 哲朗 | 教授 | 化学系薬学 |
稲垣 直樹 | 教授 | 免疫薬理学 |
梅村 雅之 | 教授 | 医療系薬学、機器医療薬学、臨床薬学、薬学教育学 |
金子 葉子 | 教授 | 神経科学一般、神経化学・神経薬理学 |
笹井 泰志 | 教授 | 物理系薬学、高分子化学、医用生体工学・生体材料学 |
重山 昌人 | 教授 | 病態・薬物治療学、臨床薬剤学、製剤学、悪性腫瘍治療学、フィジカルアセスメント論 |
杉山 剛志 | 教授 | 感染症、粘膜免疫、免疫とフローラ |
田中 邦彦 | 教授 | 生理学、宇宙医学 |
野下 俊朗 | 教授 | 有機化学、生物生産化学・生物有機化学 |
松原 守 | 教授 | 生物系薬学、機能生物化学、細胞生物学、構造生物化学、応用生物化学 |
森 博美 | 教授 | 医療系薬学、救急医学 |
安田 公夫 | 教授 | 生命・健康・医療情報学 |
宗林 さおり | 教授 | 保健機能食品、セルフメディケーション、食品化学、食品衛生、一般用医薬品 |
岩城 壮一郎 | 准教授 | |
小畑 孝二 | 准教授 | 循環力学 |
高 鑫坤 | 准教授 | 天然資源系薬学 中国哲学 |
世戸 孝樹 | 准教授 | 薬物動態学、安全性 |
谷澤 克弥 | 准教授 | 医療系薬学 |
西村 英尚 | 准教授 | 代謝学、医療系薬学 |
濱武 通子 | 准教授 | 公衆衛生学・健康科学、衛生学 |
松井 敦聡 | 准教授 | 生物系薬学、薬理学一般、神経化学・神経薬理学 |
萬代 大樹 | 准教授 | 有機化学、合成化学、化学系薬学 |
村上 泰介 | 准教授 | 分子生物学 |
所 俊志 | 講師 | |
中山 麻美 | 講師 | 応用言語学 |
仲山 千佳 | 講師 | 医療系薬学、認知科学 |
井戸 章子 | 講師 | 環境系薬学、衛生学、公衆衛生学・健康科学 |
吉岡 弘毅 | 講師 | 時間薬理学、時間毒性学、健康科学 |
磯野 蒼 | 助教 | 物理系薬学、ペプチド合成、有機化学 |
小縣 綾 | 助教 | 放射線科学、生体関連化学、創薬化学 |
深谷 匡 | 助教 | 生薬学・天然物化学 |
岡野 亮子 | 助手 | 生態学 |
森 有利絵 | 助手 | |
疋田 清美 | 助手 | 生物系薬学 |

薬剤師の仕事とは
医療業界の中でも「薬」に関する業務をおこなう専門職です。調剤、服薬指導、薬歴管理を担当する他、製薬会社などの企業では新薬の開発にも携わります。
薬剤師の仕事内容
「薬」の専門家として、薬学の知識を活かせるフィールドは多岐にわたります。
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医療分野病院、診療所、薬局など
処方せんに基づいた調剤業務や、患者さんへの服薬指導、薬歴管理がおもな仕事です。医師や看護師、臨床検査技師、診療放射線技師などが連携するチーム医療に、薬学の専門家として介入することで、より質の高い医療を提供することができます。
薬局薬剤師は処方せんなしで購入できるOTC医薬品の提供、健康や介護に関するサポートを通して、地域における「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」として機能する時代になっています。 -
在宅分野デイサービス、訪問医療など
患者さんが自宅で療養する在宅医療の現場で、いま最も活躍が期待されているのが薬剤師です。医師や看護師、介護福祉士と連携しながら、最適な服用プランや生活環境を提供することが求められます。
そして、不安を抱える患者さんやご家族のこころのケアも大切な仕事。病院や薬局から地域へと踏み出して、薬剤師が羽ばたける新しい分野です。 -
製薬分野製薬会社、メーカー、研究機関など
製薬会社に勤務し、新薬の研究・開発や臨床実験を行います。また医薬情報担当者(MR)として、医師や薬剤師などの医療従事者に情報提供を行う任務もあります。
化粧品や食品メーカーでは、薬事法に基づいたスキンケアやコスメ、洗剤・シャンプーなどのトイレタリー製品、健康食品・サプリなどの商品開発に携わります。
各都道府県の県庁で、薬事衛生や商品衛生、生活衛生に関する業務を担う薬剤師もいます。また、国公立の研究機関や厚生労働省、税関の麻薬検査官など、官公庁で働く道もあります。
薬学科の特色に応じた徹底した支援
6年間を3つのSTEPで徹底支援
基礎学力を高める知識を横断的に理解し、問題解決力を高める
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- 入学前教育
- 基礎学力強化
- 薬学専門基礎教育
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- OSCE
- CBT
- 臨床薬学教育
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- 国家試験
- 未来の薬学に対応できる薬学教育
1年次
〜3年次
徹底した基礎固め!!! 文系学生も安心
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Gプロジェクト
教育支援センターが個人をフォロー
- 入学前・入学直後
- スクーリングや本学オリジナル問題集による入学前基礎学力強化プログラムおよび入学直後の基礎学力テストにより、入学時点の基礎学力を把握し、強化する
- 1年次
- 薬学専門基礎科目の理解度を測り、基礎学力を強化する
- 2年次~3年次
- 薬学専門基礎科目の確実な理解と修得のための学力チェックと補強
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Gドリル
授業の進捗に合わせた
理解度確認と到達目標の管理- 授業の進捗に合わせて学期内に複数回の学力チェックを行い、現状の学力を教員と学生で共有、理解度を見える化する
- 各学期ごとに修得した範囲のCBT・国家試験問題に挑戦し、現状把握と基礎固めの意識づけを行う
具体的なGドリルの例
確実に理解し、単位取得する仕組み
重要科目は、複数回、
理解度の評価を実施具体的なGドリルの例
半期ごとに確認テストを実施し、
課題・補講で
理解度を補強して
知識を積み上げる -
オンライン学習システムESSモバイル
PCやスマホを使い、いつでもどこでも自主学習ができる個別学習フォローシステム。
学生がESSモバイルで解答すると、その選択肢を何人が選んだのか可視化できる。
教員は、間違えやすい点を指摘し、正しく理解できるよう解説することができる。教員が以下の問題を登録
- 各講義科目の問題
- CBT模擬問題
- 国家試験過去問題
各講義では国家試験によく出題される薬など教員が500品目を厳選し、講義内容と関連付けて普段の授業から学べるようにしています。
- 0
- 2
- 4
- 6
- 選択肢A
- 選択肢B
- 選択肢C
- 問題1
- 問題2
- 問題3
- 問題4
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学生カルテを使った個人面談
担任は学生と各学期に複数回の個人面談を実施
特にサポートが必要な学生には、毎月1回以上実施【必須項目】
- 日頃の予習・復習
- 受講している講義科目の理解度
- 不安に感じること、心配な科目(苦手 な科目)
- サポートが必要か、どんなサポートを 望むか
- 課題の提出
- ノートの取り方
- 話していて気付いたこと
【随時項目】
- 日頃の勉強形態(場所、一人、友人、グループ等)
- 勉強以外の時間の過ごし方(趣味や娯楽)
- アルバイト
- 健康状態
- 薬学部の勉強に対する興味、モチベーション
- この先のことで分からないことや不安なこと
今後は、成績や模擬試験の結果なども
加え、変化を見える化する
4年次
全員合格を目指す薬学共用試験
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OSCE対策
- 「OSCE」
- 客観的臨床能力試験
学生が実務実習を開始する前に技能及び態度が一定の基準に到達しているかを客観的に評価するための試験
臨床薬学教育センターが
個人をフォロー- 最新の設備で技能を一連の流れとして習得
- 徹底した繰り返し練習できる体制を構築
- 臨床薬学教育センターの教員が徹底サポート
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CBT対策
- 「CBT」
- 学生が実務実習を行うために必要な知識が、一定の基準に達しているかをPCを使って客観的に評価するための試験
ESSモバイルを使用した学習
- スマホとPCをフル活用した自己学習
- 教育支援センター教員と担任が連携した個別の成績状況把握と課題提供
- 各学期ごとに修得した知識を、継続的な理解度確認テストにより見える化し、補強して知識を積み上げる
5年次
〜6年次
臨床現場での問題解決能力を養う
アクティブラーニング
正しい解答を探すのではなく、問題の解決のためには「何を学ぶ必要があるか」を探り、
さらにそれを「探しに出かける」ことが重要

実務実習の経験を踏まえ、様々な臨床事例に最善の対応を導き出す問題解決能力を養うPBLを実施
- 「PBL」
- 課題解決型学習と呼ばれている。現在の教育は問題を自ら見つけ出し、自らの知識を使ってそれを解決する力が求められている。そのために、知識を整理して問題が何であるかを把握し、その問題に即した解決法を自ら考え出す力を養成する学習方法である。
- PBLチュートリアル
-
小グループに1名の教員が
チューター役として参加

例
-
課題
腎機能低下患者への
多剤投与を回避するには・・・ -
課題の
提示-
問題点
の発見仮説・
議論 自己
学習学習成果
共有
- 腎機能低下による問題は?
- 多剤投与が起きる理由は?
- 何を服薬している?
- 病歴は?年齢は?家族構成は?
知識を横断的に理解し問題解決能力を養う
-
特別補講や模擬試験
教員や外部講師が徹底フォロー
- 様々な事例を網羅したPBLから得た問題解決能力により国家試験にも対応可能
- 外部の専門家による特別補講、集中講義
- 科目担当教員作成の模擬試験を5年~6年次で10回程度実施
- 個別の力を把握した徹底フォロー
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教員による集中講座
圧倒的な学習時間を確保
- 教員による集中講座を授業時間外で実施
- 教員も一緒になって学生と向き合う
- 解けるまで丁寧に繰り返し学習
薬剤師を目指す目標を見失わず
モチベーションを保てるよう、相互フォローし合える仕組みを導入しています!
- 学科の学生との交流
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Educational Students制度
優秀な学生やコミュニケーション能力が高い学生が下級生と交流し、学習方法や生活の相談に乗る。
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各種報告会
薬学共用試験や学外実習、就職内定など下級生へ報告する機会を設け、上級生の成功体験を学ぶ。
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薬学部特有のサークル
薬学研究会サークル➡実際の研究所や企業、病院へ教員が引率
薬用植物研究サークル➡薬草園の整備・管理、生薬の実験など
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最新の研究体験
教員が行っている最新の研究を体験できる。
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- クラス担任制
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個別フォロー
1人の学生に主担任と副担任を配置。学習状況の把握や学生生活で悩んでいることなどの相談に乗る。
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3者懇談
2年次、4年次、6年次に保護者と学生と担任で三者面談を行う(他学科の参加率は例年90%程度)。
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- 学科を超えた交流
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専門職連携教育(IPE)
他学科は4年次に、薬学科は6年次にチーム医療演習を合同で実施。多職種を理解する絶好の機会。
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体育祭・文化祭
全学年、全学科同時に開催するため、様々な種目や模擬店などで交流が可能。
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1年生研修会
入学後すぐに、宿泊研修を実施し、他学科の学生とも交流が可能。
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クラブ・サークル
運動系や文化系など多数のクラブ・サークルに所属し他学科の学生と交流。
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幅広い活躍の仕方を学ぶ、キャリア教育
幅広い活躍ができる薬剤師だからこそ、
キャリア教育を実施し、学生の適性に合った就職を実現します!
- 社会人の
基礎力育成
自己分析 - 就職試験対策
職場見学
職業理解 - 就職試験対策
求人検索
就職試験・内定 - 国家試験合格
就職決定
- 就職ガイダンス(スタートアップ講座、自己分析など)
- 春季・夏季休暇中の施設見学
- WEB適性検査の受験
- 就職ガイダンス(履歴書添削、面接対策、求職登録)
- 就職セミナー(専門家を招いた講演会)
- マナー講座(社会人としてのビジネスマナー)
- メイクアップ講座(面接ウケするメイクを習う)
- 早期体験学習
- 適性試験対策講座
- 適性検査模擬試験
- 求人検索
- 模擬面接、エントリーシート添削、履歴書添削
- 内定報告会
- 国家試験合格体験会
未来の薬学に対応する先進的教育のために
将来、薬剤師の業務が一層拡大する可能性も
薬剤師によるPBPM
- 「PBPM」
- プロトコールに基づく薬物治療管理とは、医師・薬剤師等が事前に作成・合意したプロトコールに基づき、薬剤師が薬学的知識・技能の活用により、医師等と協働して薬物治療を遂行することである。
医師・薬剤師らが事前に作成・合意したプロトコルに基づき、薬剤師が薬学的知識・技能の活用により、医師らと協働して薬物治療を遂行する
医師の業務軽減のため、薬剤師の活躍が求められる!?
リフィル処方箋の導入
一つの処方せんで複数回にわたって薬を受け取れる制度で、医療機関の手間軽減、医療費削減、処方箋をもらうための通院による患者の移動負担が軽減
アメリカ、イギリス、フランス、オーストラリアなどで導入。日本も将来は導入!?
オンライン服薬指導(2018年国家戦略特区実証実験がスタート、2019年法整備)
オンライン診療または在宅診療のいずれかの併用で可能
2020年4月10日に施行
法改正による業務拡大
医師法の改正により、薬剤師の医療行為が認められ業務はさらに拡大する可能性あり
現時点(2021年6月21日現在)では認められていないが、薬剤師による新型コロナワクチンの接種が可能に!?