国家資格・国家試験合格率
国家資格は取得こそ困難ですが取得できれば生涯で有効であり、その専門性から社会的信用度が高く、仕事や収入の面でも安定した生活を送りやすくなるスキルとしても大変魅力のある資格です。本学では、薬学科、看護学科、臨床検査学科、放射線技術学科、助産学専攻科の各学科において、それぞれの職業に就くために必要となる国家試験の受験資格を、卒業と同時に得ることが出来ます。
取得可能な国家資格
薬剤師(国家資格)
医師が記した処方箋から薬を調剤したり、その適正な量および用法を患者に指示したり、医薬品の供給や保管、管理をおこなう薬のエキスパートです。薬局や病院だけでなく、製薬会社や化粧品会社など、薬剤師が働く職場は意外と多岐にわたります。
看護師(国家資格)
看護師とは医師の指示の下、専門的な知識や技術に基づいて、診療の補助に加えてさまざまな病気や障害で療養生活を送っている患者様が過ごし易いよう日常生活の援助を行い、自らの判断で主体的に看護を行う者です。身体と心理、生活環境、社会的立場などを考慮に入れ、最適な医療環境をつくり安心と看護を提供する、医療チームの一員として患者様に最も近く、最も長く接する職業です。
看護師 国家試験合格率
保健師(国家資格)
保健師とは地域の保健医療福祉チームの一員として、子どもから高齢者、また病気を持った在宅者から健常者に至るまで、家族や近隣の人々と共に健康な生活を送り、また送り続けられるようサポートする役割を担っています。具体的には地域の保健指導や、市民からの健康に関する相談などを行います。※この資格は選択制(20名程度)となります。
保健師 国家試験合格率
助産師(国家資格)
助産師は、主に出産を控える女性の精神的・生理的な問題に対処し、自分自身の責任において出産時の援助、出産後のケア、育児に対するアドバイス等を行います。薬剤や医療用具は用いず、女性のもつ自然な力が最大限に発揮できる介助を行います。また出産後の母子のケアも行います。
助産師 国家試験合格率
臨床検査技師(国家資格)
臨床検査技師は医師から依頼された患者様の血液や尿、便、組織などの検体を採取して種々の方法により検査を行います。(検体検査)また、心電図や超音波検査のように患者様の状態を直接検査し(生理検査)、その検査情報を客観的に正確かつ迅速に報告する仕事です。
臨床検査技師 国家試験合格率
診療放射線技師(国家資格)
診療放射線技師は、放射線を用いたさまざまな医療用機器や装置を扱いながら医師の指示の下、専門的な検査・診療を行います。医療での理工学的専門知識と医学的基礎知識の双方を身につけた医療技術者で、エックス線やCTスキャナー等を用いて、がん治療など医療診療をサポートします。医師以外で体に放射線を照射できる、唯一の資格です。