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京都大学と共同プログラムを開始  無重力に近い状態における身体の変化を調査/将来の有人宇宙活動に生かす

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岐阜医療科学大学(岐阜県関市・可児市)大学院保健医療学研究科の田中邦彦教授らは、京都大学(京都市左京区)の寺田昌弘准教授らと共同で、将来の有人宇宙活動へ貢献できる宇宙医学の専門知識を持った人材の育成をすすめる『宇宙航空人材育成プログラム』に取り組んでいます。

 

プログラムは、将来の月面周回軌道上の宇宙飛行士の滞在や月面有人活動等を見越して、講義や実践的な実験を通じて、宇宙滞在によって人体に起こる影響の理解やその対策を考察できる人材の育成を目指し、実施されてきた京都大学の教育プログラムの発展形です。

プログラムの一環で行われる今回の実験では、3月7日(木)~18日(月)の12日間で被験者の男性6名を対象に可児キャンパスの実習室にて『模擬微小重力曝露実験(ベッドレスト実験)』を行います。被験者の頭部を6度低い状態で10日間ベッドに寝かせることで模擬の微小重力状態(無重力に近い状態)をつくり、その前後で身体の変化(心臓・血管・筋・骨・免疫等)を検証します。

 

詳細をお聞きになりたい方,見学希望の方は下記までメールにてお問い合わせください。

 

【実施日・場所】
■日時:2024年3月7日(木)~18日(月)
■場所:岐阜医療科学大学可児キャンパス 2号館5階基礎・成人看護実習室
 (岐阜県可児市虹ヶ丘4-3-3)

 

【お問い合わせ先】
■岐阜医療科学大学 大学院保健医療学研究科 田中邦彦教授
ktanaka@u-gifu-ms.ac.jp